政策・ビジョン 平山たかお の 想い 『当たり前の日常は当たり前に存在をしない』 令和7年3月の市バス新ダイヤにおいて、一部路線ではあるが、減便をせざるを得ない状況となりました…。減便の理由は市バス運転手不足です。私たちが当たり前に過ごしている日常は、その当たり前を支える誰かが居るから存在をするのだという事に思いを馳せなくてはいけないと感じます。もちろん、公共の担い手だけが重要だというわけではなく、地域活動においてもそうです。他者のために汗をかく人へのリスペクトというものが大切になってくると私は考えています。 『優しい京都にしたい』 昨今のSNSやマスコミ報道なども含め、こちらが善で、あちらは悪のように、二項対立を煽る風潮が散見されます。その方が、受け手側、見る側は面白いのかもしれません。しかし、やはり、対立は分断に繋がり、ひいては世情不安になりかねません。安倍元総理への銃撃事件などもそうではないでしょうか。皆様、意見や考えは異なるものです。それは立場によっても、世代によっても、色々な立ち位置によっても変わるもの、異なるものです。『政治とは最大多数の最大幸福を追求するもの』とは、とある著名な政治学者さんの言葉であったと記憶していますが、まさしくそうです。野田元首相の安倍元総理への追悼演説の一節を借りるのであれば、「不完全な民主主義を可能な限り完全に近づけていく事」が今、政治家をさせて頂いている私たちの務めだと考えています。 『観光とはなんのためにあるのか』 京都にはたくさんの観光客の方々が訪れてくださいます。それ自体は非常に有り難い事です。ただ、一方で、住民の皆様の日常生活が日常通りに送る事ができないというのも事実です。市バスに乗れない、道路が混雑している、ゴミ問題、私有地への無断侵入、芸舞妓さんへの無断撮影、園児への無断撮影、白タク問題…など、枚挙にいとまがありません。 もちろん、一朝一夕に解決できるものばかりではないかもしれませんが、それらの課題から逃げずに取り組み、まずは対処療法となるかもしれませんが、対応策を講じる。 そして、何よりも観光の恩恵を幅広く市民の皆様に実感して頂く事が大切であります。 観光とはなんのためにあるのかを問い直す時期であると思います。 市民の皆様が安心・安全、そして、住みやすいと思って下さる京都にしていかなくてはなりません。皆様から様々なご意見を頂戴することで、各種政策を磨き上げていかなくてはならないと考えていますので、ドンドンお気軽に私にまで京都市政に対するお考えを教えて頂きますようにお願いを申し上げます。 YouTube Instagram Facebook